素材選びの基準

本物の素材とは

木材とコンクリートのベンチ

素材にはそれぞれ特有の美しさがあります。自然素材の美しさは他のものには替えがたく、エノコロ庭園設計室では経年による変化も好ましいものとして捉えています。

例えばコンクリートを石貼りのように見せるコンクリートスタンプは、コンクリート本来の美しさを損ないます。コンクリート偽物の石になってしまうからです。偽物は本物の美しさには敵いません。それぞれの素材としての美しさを感じられるようなものを選びます。

シルバーグレーに変化した木材。

時間が経っても価値が変わらない素材

その時の流行でつくられた商品は、時間が経つと「少し前によく見たもの」という扱いになってしまいます。それが洋服ならば流行に乗るのも楽しいものですが、住まいではどうでしょうか?自分たちが年をとっても暮らす場所です。陳腐化してしまう流行物ではなく、一緒に時を重ねていける住まいにしたいですね。

本物の素材は廃れていくことはありません。流行物は新しい物としてもてはやされても、古臭くなりやすいのです。昔から使われている素材は、新鮮さはありませんが、古臭くなることはなく、時間が経っても変わらぬ価値を持ち続けます。

ラフな自然石は大らかな包容力がある

デザインと素材の力で空間をつくる

外構・庭の設計ではどんなデザインにするかはもちろん重要です。デザインには日常生活の中で不便に感じるような部分を解決する力があります。ですが、デザインの力だけで空間づくりをするのは限界があります。デザインのおもしろさだけを追求するのではなく、本物の素材を選び、素材の力を最大限に引き出す設計をすることが空間づくりでは重要だと考えます。

とはいえ、最近は魅力的な素材も多いです

理想を語ればキリは無いですが・・・やはり現実的には予算の面、お手入れの頻度等を考慮すると、人工木や擬石を使うこともあります。その方がお客様にとってメリットがあるからです。その場合でも、エノコロ庭園設計室の目を通して、良いと思える材料をおすすめしています。同じように見える樹脂や擬石でも、風合いや機能面でもおすすめできないものがあるからです。価格や品質を考慮しながら、お客様にとって最も良い選択となるよう素材選びを行っています。